2015年11月13日

日本のプルトニウム保有量データの混乱──世界が注目するなか

長崎のパグウォッシュ会議や米国の専門家らを招いた東京のシンポジウムで日本のプルトニウム政策が注目されていますが、日本はそのプルトニウム保有量について明確に説明することもできないでいます。2014年から15年にかけての同委員会事務局の説明の矛盾についてまとめた文章「日本の分離済みプルトニウム増加の謎」を「2014年末の日本のプルトニウム0.7トン増え、47.8トンに」の参考の項に追加しました。

投稿者 kano : 15:28

2015年11月11日

「パグウォッシュ会議」参加者らが首相に再処理中止要請

長崎市で11月1-5日に開かれたノーベル平和賞受賞団体「科学と国際問題に関するパグウォッシュ会議」に参加した科学者ら31人が6日、安倍晋三首相に日本におけるプルトニウムの分離を無期限に停止するよう要請する書簡を送りました。日本は核兵器6000発分に相当する約48トンものプルトニウムを保有しながら、青森県の六ヶ所再処理工場でさらに使用済み燃料からプルトニウムを取り出そうとしています。

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投稿者 kano : 15:01

2015年11月10日

11月6日シンポ「原発と核-4人の米識者と考える」発表資料

11月6日、米国から4人の専門家を招いて、「再処理により生ずるプルトニウムの核兵器への転用可能性、東アジア地域における安全保障の視点からの原発・再処理問題、核燃料サイクル政策の経済性や放射性廃棄物の管理について」意見を聞く会合が東京で開かれました。招かれたのは米核兵器研究所の核兵器設計者、元国防長官府不拡散政策担当次長、元ホワイトハウス「科学・技術政策局」国家安全保障担当次官、元原子力規制委員会委員。主催は「新外交イニシアティブ」です。各パネリストの発表資料を掲載します。

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投稿者 kano : 09:46