2008年04月14日

フォーカス:米国の核政策の転換

『アームズ・コントロール・トゥデー』2008年1−2月号巻頭論文を訳出して載せました

現在の米国の核態勢は、9/11後の脅威環境を反映していない。・・・数百発以上の核弾頭の保有を正当化する脅威シナリオなど考えられないということを次期政権は認識しなければならない。・・・[米ロ]の核兵器及びミサイルを現状よりずっと大幅に、そして検証可能な形で削減すること決める条約を、[検証体制の規定のある1991年]「戦略核兵器削減条約(START)」が2009年に失効する前に結ばなければならない。

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投稿者 kano : 16:11

2008年04月10日

フォーカス: 核廃絶について現実的になる

『アームズ・コントロール・トゥデー』2008年4月号巻頭論文

上記巻頭論文を訳出して載せました。

ワシントンが核廃絶について真剣にならなければ、核を持たない多数派にいる各国は、新しい措置──核兵器用物質の拡散を規制し、検証体制を改善し、NPTを各国に遵守させるためのもの──に抵抗し続けるだろう。シュルツ[元国務長官]らが米国に対し、核兵器のない世界という目標を再確認し、その目標に向けて即座に措置を講じることを提案している主な理由の一つはそこにある。

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投稿者 kano : 12:25