6月15日、米国のワシントン・ポスト紙のが、パキスタンのカーン博士の「核の闇市場」関係者がミサイルに搭載可能な核兵器の設計図を持っていたと報じました。この記事は、米国のNGO「科学・国際安全保障研究所(ISIS)」のデイビッド・オルブライト所長の報告書のドラフトに基づくものです。同報告書が翌16日、ISISのサイトに載りました。
『アームズ・コントロール・トゥデー』2008年6月号巻頭論文
上記巻頭論文を訳出して載せました。
[米国の]次期大統領は、即座に行動して、いまだに多すぎる米ロの核兵器を検証可能な形で削減し、1996年包括的核実験禁止条約(CTBT)を批准し、新たな核弾頭の追求を停止しなければならない。ワシントンその他の指導者らは、また、NPT体制の侵食を防ぐために、次のような核時代の基本的教訓を認識しなければならない。
『アームズ・コントロール・トゥデー』2008年5月号巻頭論文(原文)
上記巻頭論文を訳出して載せました。
シリア・北朝鮮の核コネクションの指摘は、ピョンヤンの過去の拡散行為とダマスカスの意図について新たな困った問題を提起するものである。・・・しかし、だからと言って、これによって、北朝鮮の核兵器プログラムの解体をもたらした——そして、限界があるとしても、北朝鮮のさらなる拡散行動を停止させるための重要な道具となりうる——進行中の外交的プロセスを脱線させしまうのは大へんな間違いである。