2017年12月26日

岩波書店『科学』2018年1月号収録論文英語版掲載のお知らせ

岩波書店『科学』2018年1月号の「特集プルトニウムと再処理」に米プリンストン大学フランク・フォンヒッペル名誉教授と核情報主宰の共同論文の翻訳版「行き詰まるプルトニウム問題──米国と日本の40年」が収録されました。翻訳版で割愛した注を含む英文の元原稿を載せましたのでご活用いただければ幸いです。(スタイルなどの編集を経た英語版は米核問題専門誌『ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ』に掲載されました。)なお、同特集には核情報主宰による論考「なおざりなプルトニウム管理──再処理委託先の英国で核兵器約3000発分が『放置』」も収録されています。

詳しくは…

投稿者 kano : 11:33

2017年12月21日

核兵器発射ボタン─米上院で41年ぶり議論

昨年11月14日、米国上院外交委員会は大統領の核兵器発射命令に関する公聴会を開きました。この問題についての公聴会は41年ぶりのことです。次回選挙の不出馬を表明しているボブ・コーカー委員長(共和党)は、秋に「彼がしているようなコメントでは我々は第3次世界大戦に向かっていることになるかもしれない」とトランプ大統領の言動について懸念を表明していました。

詳しくは…

投稿者 kano : 18:04

2017年12月05日

プルトニウム利用に関する原子力委員会のおかしな論議

原子力委員会が『日本のプルトニウム利用について【解説】』(案)(pdf)について議論した10月3日の定例会議の録音は英国BBC の風刺ドラマのようで、「一聴」に値します。映像がないのが残念ですが。

詳しくは…

投稿者 kano : 17:43