先日掲載した非核三原則──持ち込ませずについての議論が必要?(2017.10.31)の追加資料として、今年4月に来日した「憂慮する科学者同盟(UCS)」の核問題専門家グレゴリー・カラキー博士の講演資料を掲載します。
- 米国の核兵器をアジアに再配備する既存の計画とは。
- トランプ大統領の当選により計画推進の可能性高まるか?
- 開発中の核兵器が日本に貯蔵?寄港・通過する可能性は?
- 以前に米国核兵器の日本への復帰を支持した安倍総理のアドバイザーらは?
- 日本国民、米国国民は今、何をすべきか
●グレゴリー・カラキ-博士
過去25年間の大半を中国に住み、米中両国の学会、政府、専門家団体の間の交流を推進する仕事をしてきた。憂慮する科学者同盟(UCS)に2002年に入って以来、軍備管理及び宇宙の安全保障に関する米中の専門家の間の対話を推進、実施に焦点を合わせてきた。専門領域は以下の通り。中国の外交・安全保障政策、中国の宇宙計画、国際軍備管理、異文化間交流。
●憂慮する科学者同盟(UCS)
健康的な環境とより安全な世界のために活動している科学に基礎を置く非営利団体。マサチューセッツ州ケンブリッジに本拠を置いているが、バークレー、シカゴ、ワシントンDCにもオフィスを持つ。1969年にマサチューセッツ工科大学の教職員・学生が設立。
核兵器のページには、ミサイル防衛や米中関係などに関する豊富な情報がある。
その原子力・核兵器問題のブログAll Things Nuclearは北朝鮮のミサイル実験などに関するものも含め、最新の分析を提供している。
トランプ大統領と米核兵器のアジアへの復帰
グレゴリー・カラキー(UCS)
2017年4月18日 東京