2014年04月30日

日本から世界に向け再処理反対の声

NPT再検討会議準備委員会に合わせた共同アピール

4月28日にニューヨークで始まった「核不拡散条約(NPT)」再検討会議準備委員会に合わせて日本の反核・平和NGO関係者12人が署名して同日発表した共同アピールが、六ヶ所再処理工場の運転を開始しないよう呼びかけました(署名者は29日現在13人)。同アピールは、また、核攻撃の抑止以外の役割を米国の核兵器に期待する日本の姿勢も問題にしています。

詳しくは…

投稿者 kano : 18:40

2014年04月22日

核兵器利用可能物質の最小化を世界に呼びかけながら六ヶ所で増やす?

3月24-25日にオランダで開かれた「核セキュリティー・サミット」で日米首脳が発表した共同声明は、プルトニウムの最小化を各国に奨励しました。一方、安倍政権は4月11日に閣議決定した新「エネルギー基本計画」で、「再処理やプルサーマル等」を推進すると宣言しました。使用済み燃料を再処理してプルトニウムを分離し、これをウランと混ぜてプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料にして原子力発電所で使うプルサーマル計画をこれまで通り進めるということです。

詳しくは…

投稿者 kano : 19:09

2014年04月08日

プルサーマル「白紙」─静岡県知事、燃料返還なら引き取って乾式貯蔵

静岡県の川勝平太知事は、共同通信に対し、浜岡原発のプルサーマル計画は「白紙」と述べ、日本が抱える分離済みプルトニウムについて、「一番大きな問題だ。44トン、原爆5千発分。どう処理するか、今まで大きな形で表立って議論はされてこなかった」と指摘し、処分のための技術開発の重要性を力説すると共に、プールに置かれた使用済み燃料は安全性の観点から空冷式の乾式キャスク貯蔵に移すよう中部電力に引き続き促していくと述べました。さらに、六ヶ所再処理工場の受け入れプールに保管中の使用済み燃料が全国の原発に返還される事態になれば引き取って乾式貯蔵するのが「立地県としての)義務だ」と強調しています。

詳しくは…

投稿者 kano : 08:36