福島第一原子力発電所4号機の使用済み燃料1331体の貯蔵プールからの取り出しが2014年11月5日終了し、残っていた新燃料の取り出しも12月22日に終了しました。事故当時取り出したばかりで発熱量の大きな使用済み燃料も入っていて大きな問題となった4号機が片付いて一安心ですが、次の3号機の取り出し作業に必要な空冷式金属製乾式貯蔵容器の調達の遅れが原子力規制委員会の許可手続きのせいであるかの説明を東電がして更田豊志委員をいらだたせています。
核のない世界と一触即発の核ミサイル発射態勢解除──日本に協力求める米団体に「憂慮する科学者同盟(UCS)」のグレゴリー・カラーキーの説明資料を載せました。同氏が2014年9-11月に2度訪日した際に使ったNGO用資料と国会議員用資料の二つです。
2009年4月5日のプラハ演説で、「核のない世界」を目指し、「冷戦時代の考え方に終止符を打つ」「核兵器の役割を縮小する」「核兵器の量を削減する」と約束したオバマ大統領でしたが、実は、就任から6年間で503発削減しただけで、冷戦後の4人の大統領の中でもっとも削減数が小さいという結果になっています。