2008年07月07日
米印原子力協力協定─9月閉会の米議会と国際的取り決め
米政権末期の駆け込み申請?
7月5日の『ニューヨーク・タイムズ(NYT)』紙は、その社説で、米印原子力協力協定発効に必要な措置を任期内に終わらせようとしているブッシュ政権に『急がないで』と呼びかけました(原文)。同協定は、「核不拡散条約(NPT)」に未加盟のまま核兵器開発を続けるインドに核燃料の提供などで協力することを定めたものです。協定の発効には二つの国際機関・グループによる承認措置、それを受けての米国議会の協定批准が必要です。議会は9月に閉会します。
投稿者 kano : 2008年07月07日 01:00