2010年06月05日
核兵器計画に懸念表明─IAEAイラン問題報告書
国際原子力機関(IAEA)は、最新のイランに関する報告書(5月31日付け, pdf)の中で、イランは、1)2007年2月以来、濃縮度約3.5%の濃縮ウラン(六フッ化ウラン)を2427kg製造(このウランをさらに濃縮すれば約2発分の兵器級濃縮ウランができる)、2)この一部をパイロット・プラントに送り、2010年2月9日以降の運転で濃縮度20%弱の濃縮ウラン5.7kgを製造と発表しました。報告書はまた、IAEAは、核兵器研究が2004年以降も継続している可能性に懸念を抱いているとも述べています。
投稿者 kano : 2010年06月05日 10:26