2014年03月19日

日本からの返還を米国が要求したプルトニウム─核セキュリティー・サミットの課題は日本の再処理も

米国から研究用として日本に提供されたプルトニウムの返還を3月24-25日にオランダで開かれる「核セキュリティー・サミット」で日米両国が発表することになりそうだと報道されています。日本原子力研究開発機構(JAEA)の東海研究開発センターにある「高速臨界実験装置(FCA)」で保管されている返還対象のプルトニウム約300kgの多くは、とりわけ核兵器の製造に適した兵器級で、厳重な警備体制のない研究所にこのような物質が置かれていることについて以前から懸念されていました。同研究施設には兵器級高濃縮ウラン約200kgもあります。

詳しくは…

投稿者 kano : 2014年03月19日 15:20