2006年11月14日

北朝鮮のプルトニウム生産状況

米国「科学・国際安全保障研究所(ISIS)」は、2006年6月の時点で、20-53キログラムのプルトニウムが分離されていると推定し、これは、1個に必要な量を4-5キログラムとすると、核兵器4-13個分に相当するとしています。このうち1個分が今回の実験で消費されました。

寧辺(ヨンビョン)にある電気出力5000キロワットの実験用原子炉は年間1個分程度のプルトニウムを生産できます。この炉の10倍の能力を持つ建設中の炉は、完成まで数年かかるようです。建設の進んでいない状況を示す衛星写真のリンクと解説を北朝鮮核実験特集の「核物質保有量」の項に載せました。この炉の完全な建設中止と、実験用原子炉の運転中止が核廃棄への一歩となります。

投稿者 kano : 2006年11月14日 18:04