2006年06月20日
北朝鮮ミサイル発射場衛星写真
米国の民間団体のウエッブサイトGlobalSecurity.org が北朝鮮の咸鏡北道舞水端里(旧・大浦洞)ミサイル実験施設の一連の衛星写真を載せています。米国時間の6月19日にアップデートされたC. P. Vick(旧ソ連のミサイルに詳しい)の解説は、燃料注入は週末の始めに終わっていたとする報道に触れ、このような燃料を2日以上注入したままにしておくのが危険であることを考えると、報道が正しくてしかも19日に発射がないとなると、それは北朝鮮の燃料貯蔵技術の高さを示すものであるかもしれないが、詳細は不明だと論じています。
以下は、GlobalSecurity.org に載った衛星写真の一部です。
- ミサイル実験施設全貌 2002年2月15日
- 上 ミサイル・コントロール建て屋
- 左 ミサイル組み立て・検査建て屋
- 中 ミサイル発射台
- 右 エンジン試験台
- 地図
- 発射コントロール・センター 2006年6月9日
- 拡大図 2006年5月24日
- 新たな活動と車両らしきもの(右上)を示している
- 組み立て建て屋 2006年6月9日
- 車両らしきものを示している
- 発射台 2006年6月9日
- 発射台図 2005年
- エンジン試験台
○参考
- 南浦製造のテポドン2号、偽装幕かぶせて発射場へ 韓国中央日報 2006年6月20日
- テポドン発射準備 北朝鮮の真意は? 朝日新聞 2006年6月19日
- テポドン2号、米政府当局「燃料注入を完了」 読売新聞 2006年6月19日
- YahooNews 北朝鮮ミサイル開発問題