2006年08月11日

NPTの根幹を揺るがす米印原子力協力

7月26日、米国下院で、核拡散防止条約(NPT)の枠外で核保有に至ったインドへの原子力協力を可能にする「米印原子力協力促進法案」が通過しました(賛成359、反対68)。これは、昨年7月18日のワシントンでの米印首脳共同声明、続く今年3月2日のニューデリーでの同共同声明で明らかにされた両国の原子力協力合意の実現に向けての重要な一歩をなすものです。上院は秋に同様の法案を可決するだろうと見られています。もしこのまま米国での手続きが終われば、NPTの根幹に関わる両国の合意の行方を決めるカギとなるのは、核技術・物質の輸出規制で協力している「原子力供給国グループ(NSG)」諸国(日本を含む45ヶ国)がインドを規制の例外にすることに合意するか否かです。NSGのつぎの総会は10月に予定されています。

詳しくは…

投稿者 kano : 2006年08月11日 18:06