2006年03月16日

米国の核問題専門家エドウィン・ライマン博士青森へ──六ヶ所運転許可延期要請

「憂慮する科学者同盟(UCS)」のエドウィン・ライマン博士(世界的安全保障プログラム上級科学者)が2月18−27日、来日して東京、福島、佐賀、長崎、青森を回り、核拡散問題に悪影響を与える六ヶ所再処理工場の今春のアクティブ試験計画を中止するよう訴えました。ツアーに関連したライマン博士の次の三つの文章を載せました。『青森県知事への要請』(2006年2月24日)、『六ヶ所再処理工場における保障措置:機能するのだろうか』、『米国の核燃料再処理イニシアチブ』。

 なお、博士が1999年に行ったMOX利用の危険性に関する研究が再注目を浴びま した。当時、博士が核管理研究所(NCI)の科学部長として来日した際に訳出した論文と、講演用の要約版MOXのコーナーに載せておきました。

投稿者 kano : 2006年03月16日 23:41